VR介護現場体験プログラム「ケアリアル」体験会開催 令和3年(2021年)4月21日
あるホームの日常的な風景を360度撮影してVR動画を視聴し、1人称視点を実感するプログラム「ケアリアル」の体験会を開きました。参加していただいた皆様には、多くの気づきを得てもらえたようです。
初めに利用者視点のVR動画を視聴してもらいました。
そこでは、「ちょっと待ってと言われても、いつまで待つの?」「居心地の悪さ」「ここに居ていいのかな」といった不安や不快感の感想が聞かれました。
次に職員の視点になると、「奥の人の視線が気になる」「他の職員同士の話が気になる」など、利用者の立場から感じる又別の疎外感・孤立感に気がつく声が上がりました。
このように、リアルな現場での様子を切り取ったVR動画を視聴することで、より課題解決思考になれることや、自分ごと化を促進する効果を得ることができたのではと思いました。