ケアびと育成プログラム

ケアびと育成プログラムとは

私たちは、これまで人を相手に関わりや、ケアを行ってきました。

どんな大きな組織も、小さなチームもそれが、人の集合体によって成り立っています。

そこで、どんなに優れたシステムや、環境があったとしても、そこで働く、個人ひとり一人が、誰一人として必要不可欠な存在でなければ、志は下がり、情報伝達がうまくいかず、業務が廻らず、最終的には、ケアの質の低下、サービスを受ける人の不利益につながります。

組織、チーム全体は、たちまち機能不全となり、衰退することになります。

ソーシャルキャピタル

アメリカの政治学者、ロバート・パットナムには、「ソーシャル・キャピタル」という新しい概念を提唱しました。

それは、物的資本(Physical Capital)や、人的資本( Human Capital )などと並ぶ新しい概念であり、人々の協調行動を活発にすることによって、社会の効率性を高めることのできる、「信頼」・「規範」・「ネットワーク」といった社会組織の特徴の総称です。

チーム、組織が活発化するには、「ひと」「もの」「かね」の3つが必要であると言われています。しかし、単にこれらの3つが存在すれば、良いわけでではありません。メンバーの信頼関係、相互理解、メンバーひとりひとりの「リソース」を共有し合う基盤も、重要な要素であると思います。これは、パットナムの「ソーシャル・キャピタル」の概念に近いように思われます。

本プログラムでは、人財育成に取り組むプログラムです。マネージャー職が、人財育成する上での重要性を学び、人を育てることができる様になる内容になっています。

私たちは、それぞれの人生のにおける様々な経験や体験から、スキル、資質、規範を蓄えます。しかし多くの場合、それらはただ、個人が知識や技として持ち合わせているだけあり、組織、チームの中では、活かし切れていないと思います。私はそれを、「宝のもちぐされ」状態のように感じています。

3つの「ずれ」

この「ケアびと育成プログラム」では、3つの「ずれ」を定義します。

  • わざのずれ
  • こころのずれ
  • ものさしのずれ

プログラム参加者は最初に、まず自分の能力、リソースをアウトプットします。そして、自分のわざを知ることを行います。次に、他のメンバーとの「わざのずれ」を自覚をします。

そして、チーム内のメンバーとの、「こころずれ」について対話します。

最後に、チーム内の「ものさしづくり」をします。

そして、参加者が自分自身の有する能力、ズレを自覚し、チームメンバー同士で繋がり、相互に情報や知識・経験をわかちあい、ケアする人・される人の双方にとってより良い環境をつくりだす力をつけることを目指します。

ケアびと育成プログラム

具体的な流れ

VR動画を視聴し、「わざのずれ」から気づきを得ます。対話し言語化することで「こころのずれ」を自覚します。貴社にあった人事考課、キャリアアップを体系化し、「ものさしのずれ」に適応します。

ケアびと育成プログラム

3ヶ月プログラムの例

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